アウトプット

読書レポート「達成する人の法則-仕事と思うな、人生と思え」

  • 2018.7.02
  • 自己啓発課題図書

注釈:この記事は自分が読んで思った事を書いた本の感想文です。あくまでいち個人の感想という事を踏まえてお読みいただければ幸いです。

ダイレクト出版で期間限定で無料で販売されていたので原田隆史氏の「達成する人の法則」を購入した。
ページ数は全79ページで内容はセミナーDVDの内容を文字に起こしたものだが、非常に読みやすく分かりやすい本だった。
著者の原田隆史氏は、大阪市の公立中学校に20年勤務し、保健体育・生活指導を受け持つかたわら、陸上部の顧問を務め3校目の勤務校では
7年間で13回も日本一を実現させた。
また問題を抱えた学校を次々と立て直し、大阪では「指導の神様」と呼ばれている。
2003年以降は、企業の人材教育の分野で活躍し約10年間で320社、60000人以上の人を指導してきた。
その中には、ラグビー選手やメジャーで活躍する日本人選手も含まれている。

本書は
「これからの世の中に必要な人や組織について」
「個人のパフォーマンスの向上」
「理想の組織作り」
の3つの核心となる話が収録されている。

私がこの本を購入するに至った経緯は主に下記の「こんな方にオススメ」と書かれていたからだ。
・目標達成がうまくいかない人
・企業などで理想の組織を目指すリーダー
・管理職、経営者

実際のところ、私は現在Webデザイナーとして務めており経営者どころか管理職ですらない、
しかし近い将来独立を考えており、経営者を目指す者としてこういった本を読んでおく必要があると判断したからだ。

冒頭でも書いたように、この本は79ページと少ない内容ではあるが、読んでみたところ得られたものは沢山あった。
まず1つ、心に響いた内容が以下の通りだ。

人は人格、心の器の上に能力を発揮する

原田氏が目指す教育のゴールは、自立型人間であると述べていた。
いくら仕事が出来て結果を残せる人間であっても、その下に人格・人間の心の器がなければならない。
海外では知的能力をIQ、人間力をEQと読んでいる。このIQとEQのバランスのとれた人こそが自立型人間と言われている。

確かにいくら仕事が出来ても、人に対して当たりが強かったり、意地悪な人格だったら誰もが「この人とは仕事したくない」と思うだろう。
むしろ経営者、管理職を目指す人間がこんな人格ではあってはならない。
実際に読んでいて思い当たる節がいくつかあったので、この時点で深く反省しなければと感じた。
そして続きにはこのように書かれていた。

では実際仕事が出来て、人間力が豊かな人を作るにはどうするば良いのか?
この内容には4つの項目があったが、その中で一番印象に残ったのは「主体変容(しゅたいへんよう)」だった。
主体=自分に気づいて相手に気づく。自分自身を変えることで周りも変えようとすることである。
つまり、「自らを振り返って分析し、自らの考え方やあり方を変えることで周りを変容させる」ということだそうだ。
松下幸之助氏も「主体変容」についてこう述べていた。
「人間は、自分の知っているその深さに合わせて人が見えるという。自分の研究をしなはれ。」

この内容を読んで、すぐにでもこれまでの自分を振り返るべきだと感じ、能力も大事だがまずは「人格の土台」をしっかり固めるべきだと痛感した。

もう1つ印象に残り、且つ面白い内容があった。

危機管理の法則

大きな事件、事故を起こさないための勉強というものが存在し、それを「危機管理」という。
危機管理とは、「最低最悪の状態を予測し、最高の準備で臨むと平常心が生まれて楽観的に対応できる」と言われている。

失敗する人は「楽観的な状態で臨み、最高ではなく最低最悪な準備をして臨む」ことをしてしまっているため悲観的対応に追われる結果となる。
この内容でも思い当たる節がつい最近あった。ホームページ制作の案件を任された時、最初の打ち合わせの時点で「納期まで時間があまりない」と伝えられていたが、「まぁ〜なんとかなるでしょ」と楽観的な状態になっていて、これが無意識に最低最悪な準備をしていたんだと、この本で気づかされた。

確かに最初のうちは順調に事が進んでいたが、納期1週間前には多くの修正が入ったり、残りのページの情報が届かず土日も自宅で仕事をする事となった。最初の時点で「時間がない」と分かっており、最低最悪な状態が予測出来ていたにも関わらず、それに気づけなかった自分がいた。

他にも今の自分に足りないものがいくつか書かれていたが、「主体変容」と「危機管理」の2つが今回とても身になる内容だった。

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